ほいすー!
いやぁーサボったサボった。
さぁー、藪(やぶ)からstickにぶつけていきますよ!
もしあなたが探偵事務所を構えていたなら、今から出す案件を受けるだろうか?
ある街に、どういうわけか三ヶ月から休業状態になっている「ぱぴぷぺら~めん」という店がある。
けっこう繁盛していてそれなりに人気だったこの店が、これといった理由が分からないまま休業状態なんて、一体どういうことなのか?
人づてに聞いても誰も知らない、店舗はそのまま・・こりゃますます一体どういうことだ?
そこで探偵に案件を・・というヤブからstickに!という事なんです。
あ、実を言うとそんな事はどうでもいいんです。
喫茶店っていえばいいんだけど、やっぱり探偵と言えばコーヒーじゃありませんか?
そうなんです、本当はコーヒーの事が言いたかったんです。
ちょっと前、テレヴィジョン番組で粕谷式コーヒーメソッドというものをやっていた。
なんでも、コーヒーは使う粉の量に対して3倍の湯量を五回に分けて入れると美味しいコーヒーが出来るのだとか‥。
何を言うてますねん、めんどうやわ!
いや、奥さん、百聞は一見に如かず!
やってみましょう!
デジタル計量器(¥1,000~1,200位のものでよろし!)を用意していただいて、続いてドリップカップ、紙フィルタ―、コーヒー(安いので十分!)インスタントは×。
これらをご準備したうえで・・・。
まず、コーヒーの粉を入れてないドリップカップにセットした紙フィルタ―全体をお湯で濡らす。
これを粕谷式はフィルターをリンスする、と言うらしい。
紙の匂いをとることと、コーヒーのうま味だか何だかをフィルターに吸わせないためらしい。
粉の量20gに対して三倍の湯量300gを五回に分けて60gずつ入れるが、甘味を感じたい人は一投目の湯量は50g、二投目は70g、三投目、四投目、五投目は各60gずつ入れると、甘味も感じつつスッキリとした味わいになる。
酸味も感じたい人は五回ともすべて60gで入れるといいらしい。
コーヒーカップ1~2杯分いい私は上記のやり方だと多いので、粉をフィルターカップ付属のスプーン一杯14gの3倍の湯量42gを五回に分けて入れてますが、甘味も感じたい派なので一投目を32g、二投目を52g、三、四、五投目は42gで入れてます。
こいつを一杯ひっかけりゃあ・・・もう・・
自分の買うコーヒーは安いのですが、この入れ方だけで十分美味しいコーヒーが味わえます。
今までは自分流で入れた苦みが強い、なんかカビくさいコーヒー。
こだわったやり方で入れたのだから・・、こんなもんだと・・・、この苦みがいいんだ・・・、うん、おいしい、と無理に言い聞かせ、やせ我慢して飲んでいたが、それももはや馬鹿らしい・・。
やる前は全然疑ってましたけど・・・。これは絶対やった方が良い!
さぁー、これだけで素晴らしい珈琲が飲めるあなたは探偵事務所を構えたも同然。
そしていまだ残る「ぱぴぷぺら~めん」店の長期休業の謎。
この案件、受けてくれますか?