3月19日。
吾輩、右手首の手術を受けたる。

手術は全身麻酔だったため意識が戻った時には終わっていたが、その全身麻酔をするには尿管カテーテルっちゅーたるもんをつけなけりゃならんと・・。
そんでそれを初めてやったわけだが、あれはキッツいもんだね・・
付ける時は麻酔がかかってるからわからないが、目覚めてからがもう大変大変・・。
口は酸素マスク、左手は点滴に加え自動血圧測定バンドがまかれ、右手は術後のギプス固定、胸は心電図、下は尿管カテーテル・・。
全然身動きがとれない状態・・。
水も食事もダメの絶飲絶食、この状態が一日半。じゃあ寝るしかないと寝ようとすると、点滴が無くなるごとにアラームが鳴ったり、一時間ごとに看護師が来て、血圧を見たり体温を測定したりで起こされる、おちおち寝てもいられない・・。
その後、担当医師の指示によりすべてが取り外されたが、尿管カテーテルを抜き取る瞬間、吾輩はこの世に生まれ出た際に赤子が発するぐらいの産声をあげた。
もっともこの時は「オギャー!」ではなく、痛みによる「うぎゃー!」という叫び声だったのだが・・・。
それですべて終わりだと思っていたが地獄はまだ続く。
尿管カテーテル後初めての排尿時、血尿と共に尿道が焼けるような痛みが吾輩を襲った。
再び「うぎゃー」と叫び声をあげながらの排尿。
以後、吾輩は尿意をもよおす度に恐怖に身を震わせた・・。
このプランが一週間。
不安、痛み、恐怖、恥、絶望・・・。人生とは実に豊かなプランがあるではないかと思い知らされてる次第である。