最近、自分の鼓動を聞いたことはあるか?
おじさんは・・・ない。
子供のころはあった。
おじさんは喘息だった。喘息は大概、夜中に発作が出るものだ。
そして喘息は咳が出始めると、呼吸ができなくなる。咳が立て続けに出るので、息が吸えない。おまけに吸おうとすると、痰が絡みさらに咳が出、本当に呼吸困難になる。
吸入機(薬が霧状になって噴射するもの)なるものなどで何とか咳が収まると、ドクンドクン・・・と自分の鼓動を子供ながら聞いたものだ。
追い込まれ、生命が危機に迫る・・・こんな時、人は自分の鼓動を聞くのだ。
マラソンなどの運動でも自分の鼓動は聞ける。
学生のころ、授業で無理やり走らされた5キロマラソン。自分を限界まで追い込みゴールする、そんな時、聞いたものだ、自分の鼓動を。自分という、生命の鼓動を。。
まぁ、聴診器があれば自分の鼓動なんて簡単に聞けるんだがね・・・しかし私は言いたいのだ。
今はどうだ?・・・・と。自分は最近、本気で、生命が追い込まれるほど何かに取り組み、自分の鼓動を聞いたことはあるのか?・・・と。
恋でもなんでも、本気で取り組んでもいいんじゃあないのか?
やってみるしか、ないんじゃあないのかい?
おじさんが?
違う!!おじさんだから、、だ!
おじさんは今日も行く。
おじさん、本気の恋、しちゃうぞっっ!!